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(関連規則)
船舶検査心得
41-2.0
(a)固定式双方向無線電話装置については、次に掲げるところによること。
(1)海水、油等により影響を受けないものであること。
(2)-30℃から65℃までの周囲温度において品質に影響を受けないものであること。
(b)第一号の「水密」とは、水没状態に移行するまでの間に45℃温度変化があり、水深1mの位置に5分間浸した場合に内部に浸水しないことをいう。
(c)第三号で引用する(注)第41条第一号の「有効かつ確実に通信を行うことができるもの」とは、次に掲げる要件に適合するものをいう。
(1)-20℃から55℃までの周囲温度において作動できること。
(2)外部にスケルチ制御装置を設けたものであること。
(3)受信機の感度は、受信機入力起電力が2マイクロボルト以下の、信号対雑音比は20dB以上であること。
(d)第三号で引用する(注)第41条第三号の「明確に識別することができるもの」のうちチャンネル16は、特に外部のいかなる射光条件においても確認できること。
第三章 救命設備の備付数量
(浮揚型極軌道衛星利用非常用位置指示無線標識装置)
第七十七条 第二種船又は第四種船であって次に掲げるもの以外のもの、第一種船及び第三種船には、一個の浮揚型極軌道衛星利用非常用位置指示無線標識装置を備え付けなければならない。
一 平水区域を航行区域とする船舶
二 沿海区域を航行区域とする船舶であってその航行区域が瀬戸内(危険物船舶運送及び貯蔵規則第六条の二の三第三項の瀬戸内をいう。)に限定されているもの
三 第五十七条第二項又は第六十九条第二項第一号の船舶
(注)第五十七条 第二項沿海区域を航行区域とする第二種船であって、その航行区域が平水

 

 

 

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